日本では、昔から枕の方角を気にする人が多いです。
風水はあまり気にしないけれど、枕の方角だけは気にする!という家庭も多いのではないでしょうか。
寝る方角について詳しく紹介。
2023年おすすめの方角や、誕生日別の方角についても紹介していますので、気になる人はぜひご覧ください。
北枕やめたほうがいい?
北枕は、昔から縁起が悪いと言われています。
そのため、避けている人も多いでしょう。
なぜ北枕がダメなのかと言うと、亡くなった人を北枕で寝かせる文化があるからです。
元々は、お釈迦様が息を引き取った時に北に頭があったため、これが由来となりました。
しかし、最近では北枕で眠る人も増えてきています。
昔の日本のような、明らかなタブーではなくなりました。
あくまでそういった文化があるというだけで、これは日本特有の文化です。
海外では、あえて北側に枕を置いて寝る国もあるほど。
また、実は風水的に見て北枕というのはさまざまなメリットがあるのです。
北の方角で寝るのは運気が上がる?
北の方角は、運気アップに効果的だと言われています。
例えば、北枕は寒い感じがするからと嫌がる人も多いのですが、実は健康運アップの効果もあるんですよ。
これは、東洋医学とも関係があります。
風邪などを引いて熱が出た時は、頭を冷やして足元を温めますよね。
これは、頭寒足熱(ずかんそくねつ)という言葉で表すことができます。
部屋が寒い時は、なかなか眠れないもの。
そんな時、湯たんぽや電気アンカを使ったり、靴下で体を温めようとする人も多いでしょう。
しかし、実は温めるだけではなく、頭側を涼しくさせることで、より体温が上がると言われています。
このように、北枕は現実的かつ運気もアップするとして、好んで利用する人も多いのです。
北枕は金運や恋愛にも良い
北枕は、金運アップや恋愛運アップ効果もあります。
もちろん、どちらも手に入れたいという人にも、とてもおすすめの方角です。
よく、金運といえば西に黄色を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。その通りで、金運というのは西からやってきます。
そして西からやってきた気が、落ち着くのが北なのです。
しっかりお金の気を溜め込む性質があるため、特に散財してしまったり、なかなか貯金ができないという人におすすめですね。
また、北には恋愛面や子宝との密接な関わりがあります。
さきほど紹介した健康面とも相性が良いため、健康的に美しくなり、良い恋愛ができると考えられています。
寝る方角でダメな枕の位置・南枕は?
寝る方角でダメな位置といえば、南枕です。
日本では縁起が悪いとされている北枕は、頭寒足熱において良い評価をされています。
その逆で、南枕はあまり良くありません。
南には暖かいイメージがあるため、別に良いのでは?と思う人もいるでしょう。
しかし、南は「火」の気に関わる場所。
とてもパワーが強く、エネルギッシュな質を持っています。
そのため、人によってはかなり相性が悪いこともあります。
体は元気だけど、なんだか熟睡できない。
ちゃんと寝ているはずなのに、疲れが取れない。
そういった場合は、このエネルギッシュな気が影響している可能性が高いです。
寝る方角別効果一覧
寝る方角別に、効果を紹介します。
寝る方角別効果「東」
東枕
仕事や勉強、発展といった意味があります。
風水では北枕の次に良いとされているのが東枕です。
新しいことを始めたい、そのエネルギーが欲しいという時に。
寝る方角別効果「西」
西枕
西は安定を意味する方角なので、結婚して安定したい。
仕事や友人関係で安定するといった効果を求めている人におすすめです。
寝る方角別効果「南」
南枕
人気や名誉といった、地位を意味するような方角です。
人気運を上げたい、交友関係を広げたいといった人におすすめ。
ただし、寝付きが悪くなってしまった場合は違う方角にしましょう。
寝る方角別効果「北」
北枕
睡眠の質が上がることから、健康運がアップ。
他にも、金運や恋愛運にも効果があり。
特にお金を貯める場所であることから、貯蓄したい人から人気が高いです。
運気が上がる寝る方角
風水で最も運気が上がると言われているのは、やはり北枕です。
その次に東枕ですね。
北枕と東枕では効果が違うのですが、それでも北枕にはちょっと抵抗がある……という人なら、東枕にしてみるのも良いでしょう。
特に叶えたいことが無いのであれば、やはり北枕が無難ですね。
普段は北枕で、どうしても一時的にエネルギーが欲しい!という時は南枕にするなど使い分けることもできます。
また、方角のパワーを最大限に受け取るには、壁近くに頭をつけることです。
例えば、部屋の真ん中に布団を敷くと、枕は壁から離れてしまいますよね。
そうではなく、壁ギリギリのところに布団を敷くようにしましょう。
この方が、最大限気を受け取ることができます。
運気が上がる枕の向き2023は?
風水には、干支風水というものがあります。
干支風水とは、簡単に言うと風水の中に年のものを取り入れるということ。
例えば、干支の置物を玄関に飾ったりしているご家庭も多いですよね。
では、枕を置く方角はどうでしょうか。
2023年も、基本的には北枕がおすすめです。
どんな状況でも、基本的には健康運がベースになります。
幸せな結婚や活力ある仕事のためには、絶対ではありませんが健康的な体が求められることが多いです。
例えば体調を崩してしまったために、結婚を先延ばしにすることに……といったケースも少なくはありません。
そういった点で考えると、全ての運気のベースとなるのは健康運といえます。
そう考えると、健康運を上げる効果がある北枕は、引き続き2023年も大活躍になりそうですね。
ちなみに、2023年は「水」と「木」の気が強くなる年です。
「木」の気は健康運とも大きな健康があるので、寝室に木製の雑貨などを飾るのもおすすめですよ。
枕の向きや寝る方角生年月日でも決める?
枕の向きや寝る方角を、生年月日から割り出す方法もあります。
それが、吉方位です。
吉方位とは、簡単に言うとその人にとってパワースポットになる方向のこと。
例えば自分の吉方位が南なら、ちょっとしたお出かけやデートは南が良いでしょう。
この距離が遠くなればなるほど、効果が上がるとされています。
そして、この吉方位を枕の向きに考える人もいます。
吉方位に関しては、ネットで簡単に計算することができるので、ぜひチェックしてみてください。
自分の生年月日と、計算したい年を入力すると、自分の吉方位を教えてくれますよ。
個人的におすすめしたいのが、吉方位と北枕両方を試してみることです。
両方試してみて、よく眠れる方や運気が上がっているなと感じられる方を選んでみてください。
また、吉方位がいまいちよくわからないという場合は、北枕を選ぶのが無難ですね。
運気が上がる枕の向き2023・風水!東西南北や生年月日別・枕の方角や寝る方角まとめ
運気が上がる枕の向き2023・風水!東西南北や生年月日別・枕の方角や寝る方角について紹介しました。
寝る方角は、迷ったら北側。もし北側に抵抗があるなら、東側がおすすめです。
とはいえ、家の中心がよくわからない、間取りが無いといった場合もありますよね。
その場合は、ざっくり考えても大丈夫です。
私も、過去に間取り図が無い家に住んでいた時は、北東のやや北側くらいで眠っていました。
逆に気にしすぎてしまうと、ストレスになってしまいます。
あまり気にせず、睡眠を楽しんでくださいね。