ここ最近、また話題になっている肌断食。
肌断食とは、今まで行っていたスキンケアをやめて、肌本来の持っている機能を活かし、肌質を改善させるという美容法のことです。
習慣化されたスキンケアを一切やめるなんて、非常に勇気がいりますよね。
今回は、肌断食のやり方や成功や効果なしの口コミ、肌断食をやめた・やらない方がいい人をご紹介していきたいと思います。
肌断食やめたほうがいい?
乾燥やニキビ、小鼻の黒ずみや毛穴の開き、シミやほうれい線など、肌悩みは人それぞれ違いますが、これらの多くの悩みの原因は「肌本来が持つ機能が低下している」こと。
肌本来が持つ機能が低下する原因は、スキンケアを頑張りすぎることによる肌への摩擦や、様々な成分を肌に与えることで肌が甘えてしまい、肌本来の再生力が落ちてしまうことなどにあります。
肌に触れる回数を極力減らし、肌に何も与えず肌本来の再生力を蘇らせるために、肌断食を行うことは良いと思います。
しかし、肌断食は肌にとって大きく環境を変化させることになるので、肌断食が合わなくて肌荒れを起こす可能性もあります。
心配な方は、先ずは休日のみ行ってみるなど、休日にお肌を休ませる感覚で行うのがおすすめです。
肌断食の失敗と成功の口コミ・体験談!効果なしあり?
実際に肌断食をした人の口コミをまとめてみました。
探してみると成功した人、失敗した人、両方の口コミがありました。
また、成功した方は1度失敗した経験がある方が多いのです!
どちらも参考にしてみてください。
肌断食冬に失敗して梅雨の時期に成功した体験談
肌断食冬に失敗
冬場にやるととても危険?というか良い影響を及ぼしません。
私はそうでした。
肌に負担をかけるのは良くないと言うのをテレビで聞いて、洗顔は洗顔料をつけず、油分はある程度落とせるようにぬるま湯で洗い、化粧水、乳液等をつけずに3日ぐらい過ごしました。
というか3日で限界を迎えました。
肌がパリパリに突っ張ってカサカサもベタベタもするし、何より顔がとても痒くなり、ニキビが多発して、行う前よりひどい結果になってしまいました。
肌断食に成功
これは正直時期によると思います。
乾燥している冬場が駄目でしたので、逆に湿度が多い時にやればいいのでは?と思った私は、梅雨の時期に決行して見ました。
ぬるま湯で余分な皮脂を落とすことができて、落としすぎないことより、2~3週間程度続けることができました。
梅雨ということもあり、蒸し暑いので水分をこまめにとることを気を付けながらバランスをとって行いました。冬場にやった時より肌に潤いが保てたかなと思います。
28歳 女性
肌断食でかゆみや乾燥肌になった失敗と成功体験談
肌断食に失敗した体験談
スキントラブルになりにくい肌でしたが、肌断食という方法があるのを知り試してみたことがあります。
初日は何ともなかったのですが、2日目から痒みがで始め、以降は乾燥肌となってしまいすぐに断念してしまいました。
数日の間でしたが、肌にとっては久しぶりの基礎化粧品をつけると逆に滲みて痛くなったのを覚えています。
なので、敏感肌用のものに一時的に変えて対応をしていました。
元に戻ったと実感するのに1ヶ月近くかかったように思います。
多分私自身の気のせいかもしれませんが。
肌断食に成功した体験談
肌断食は1回ではなく、過去に数回チャレンジしたことがあります。
失敗エピソードのように、本当に続かないこともありましたが、一度だけ我慢して長く続けたことがあります。
痒みや痛み、乾燥でストレスを感じましたが、2週間経過した頃でしょうか、上記の症状は無くなり今まで通りの普通の肌の感じに戻りました。
成功したとは思いましたが、飲水をあまりしていないと肌の感想が目立つように思いましたので、一日2L飲むように心がけができたのも1つのメリットになりました。
30代 女性
肌断食でニキビ大量発生・ゆるい肌断食で成功
肌断食の失敗体験談
1ヶ月くらい肌断食をしていたことがあります。
洗顔もしなければ化粧もしない生活をしていました。
もともと油っぽい肌質に加え乾燥しやすい混合肌なため、すぐにニキビが大量発生しました。
しかしこれが治ればきっと肌の環境が整えられ綺麗な肌の状態になるはずと我慢していたのですが、やはりニキビが治まることはなく皮膚科に行くことにしました。
経緯を皮膚科の先生な話すとそんな生活していたらそりゃニキビできるでしょと呆れられました。
肌断食の成功体験談
完全な肌断食は失敗に終わったので今度は極端な断食ではなく、スキンケアの回数を徐々に減らしていく方法を行ってみました。
普段は化粧水の他に美容液や部分的に使う保湿液を何種類も使っていましてが、徐々に使う種類を減らし使用する頻度も減らしていきました。
すると徐々に肌が乾燥しなくなり化粧のりがとても良くなりました。
洗顔も夜の入浴時にするだけなのにニキビなどの吹き出物もできなくなり、私には完璧な肌断食より少し緩い程々の断食の方が肌に合っていたようです。
30歳 女性
肌断食粉をふいてかゆみの失敗・夏に成功した体験談
肌断食失敗した体験談
テレビ番組で、「肌に何もつけないのが良い(肌断食)」ことを知り、試してみようと思いました。
試した時期が冬ということもあってか、お風呂あがりにそのまま何もつけずにいると、肌がかなり乾燥してしまって逆に荒れてしまいました。
カピカピ、パリパリの肌のイメージで水分が足りなさすぎたのか、時々かゆみがあったり、掻いてしまうと粉をふいているような感じで肌に触った触感はざらざら、見た目もあまりよくありませんでした。
肌断食成功した体験談
冬に一度失敗を経験していたことから、自分なりに考えて夏に人生二度目となる肌断食を行いました。
化粧水、乳液、クリームとぬかりない冬に比べて、夏は元々つけてもさっぱり目の化粧水しかつけていなかったため、そこまで辛くはありませんでした。
最初のうちは肌に潤いが足りていないような肌が突っ張る感じがありましたが、徐々に気にならなくなりました。
肌断食で一気に肌が綺麗になった!というよりは肌が強くなってトラブルを起こしにくくなりました。
33歳 女性
肌断食のやり方(方法)
肌断食は明確な定義は存在しておらず、やり方は様々です。
ここでは、洗顔のみであとは何もしない肌断食と、洗顔した後にワセリンなどの保湿剤をつける肌断食をご紹介していきます。
洗顔のみの肌断食のやり方
洗浄力の優しい洗顔料を使い、キメの細かい泡を作って肌を擦らずに優しく洗いましょう。
もし、皮脂などで肌がベタついておらず、乾燥が気になる場合はぬるま水のみで構いません。
洗顔後は何も塗らず、水滴を拭き取る際は擦らずに、柔らかいタオルを肌に当てて拭き取るようにしましょう。
洗顔後にワセリンなどの保湿剤をつける肌断食のやり方
洗顔によって必要な皮脂も洗い流されるため、肌の乾燥が気になる場合はワセリンなどの保湿剤をつけましょう。
乾燥しやすい目元や頬周りは多めに、皮脂でテカリやすいTゾーンは少なめにつけるなど、肌状態によって各部位につける量を調節しましょう。
肌断食を行うことで一時的に肌のバリア機能が低下しやすくなり、紫外線などの外部の刺激を受けやすい状態になります。
外出する際は洗顔料で落とせるタイプの日焼け止めを必ずつけましょう。
肌断食やらない方がいい人・向かない人
今まで行っていたスキンケアを突然やめると、肌が大きな環境変化に耐えられずに肌トラブルを起こしてしまう可能性があります。
また、肌断食を行うと肌がその環境に慣れるまでに好転反応として肌荒れを起こすことがあり、それが一時的な肌荒れなのか、肌断食が合わないために起きてしまった肌荒れなのか、専門家でない限り判断するのは難しいです。
肌断食はすぐに結果が出る美容法ではないため、継続することも大切です。
しかし、痛みを感じるような肌荒れを起こすなど、何かしらの肌荒れが起きたまま放置し続けることは非常に危険なため、やめたほうがいいでしょう。
肌に異変を感じたら肌断食を中止し、皮膚科医に必ずご相談ください。
肌断食やめたほうがいい合わない人は?効果なし・成功失敗体験談!まとめ
肌断食やめたほうがいい合わない人は?効果なし・成功失敗体験談!がいいについて紹介しました。
肌断食は、肌本来が持つ再生力を蘇らせて肌質を改善するためには理にかなった美容法だと言えます。
一方で、成功させるためには、やり方や注意点などをきちんと理解したうえで行う必要がある美容法だとも言えます。
肌断食に興味がある方、休日のみトライしてみようかなと思った方は、今回ご紹介した点をご理解いただいた上で、ぜひ参考にしてみてください。